更新日:2023/3/20

もくじ

補助金を使ってお得にリフォームしませんか?

2023年必ずチェックしておきたい!3つの補助金ってなーに?

2050 年カーボンニュートラルの実現と、足下のエネルギー価格高騰対策の双方にとって、家庭部門の省エネ化は重要です。このため、環境省、経済産業省及び国土交通省は、住宅の省エネリフォーム等に関する新たな補助制度をそれぞれ創設し、ワンストップで利用可能とするなど、連携して支援を行っています。

その中で、環境省及び経済産業省では、既存住宅の断熱性能を早期に高めるために、新たに断熱窓への改修に対し補助を行っています。このほか、高効率給湯器の設置や、バリアフリー改修・子育て対応改修などその他のリフォームへの支援も組み合わせて利用できます。是非ご活用ください!

脱炭素ポータル 2023年1月26日 https://ondankataisaku.env.go.jp/carbon_neutral/topics/20230126-topic-40.html より引用

リフォームをご検討中であれば、補助金をもらった方が絶対お得です!

 


 

■3つの補助金その①【こどもエコすまい支援事業】省エネリフォームは必須!

 

名前に「こども」ってついてるけど、こどもがいる世帯限定なの?

補助金を受けるための基準とは?

■リフォームでは・・・

必須対象工事住宅の省エネ改修
任意対象工事住宅の子育て対応改修、防災性向上改修、バリアフリー改修、空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事 など・・・

新築ももちろん対象で補助金は高額(100万円/戸)!だけど条件が結構厳しい!

子育て世帯または若者夫婦世帯が、こどもエコすまい支援事業者と契約し、高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する住宅を新築する場合、1戸あたり100万円を補助します。

こどもエコすまい支援事業 注文住宅の新築 https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/new-house/ より引用

 

■新築の対象要件・・・一番重要なのはZEHに適合すること!

所有者(建築主)自らが居住する。「居住」は、住民票における住所(居住地等)で確認します。
住戸の床面積が50㎡以上である
土砂災害防止法に基づく、土砂災害特別警戒区域外に立地する
都市再生特別措置法第88条第5項の規定により、当該住宅に係る届出をした者が同条第3項の規定による勧告に従わなかった旨の公表がされていないもの。※「立地適正化計画区域内の居住誘導区域外の区域」かつ「災害レッドゾーン(災害危険区域、地すべり防止区域、土砂災害特別警戒区域、急傾斜地崩壊危険区域、浸水被害防止区域)内」で建設されたもののうち、一定の規模以上(3戸以上または1戸もしくは2戸で規模が1,000㎡以上)の開発によるもので、都市再生特別措置法第88条第3項に基づき立地を適正なものとするために行われる市町村長の勧告に従わなかった場合、その旨が市町村長により公表できることとされています。
未完成または完成から1年以内であり、人の居住の用に供したことのないもの
「完成」は、完了検査済証の発出日で確認します。
証明書等により、高い省エネ性能(ZEHレベル)を有することが確認できる
交付申請時、一定以上の出来高の工事完了が確認できる
以下の①②のいずれかの方法で確認します。建築士による証明書が必要です。いずれか(選択可)
①基礎工事(杭基礎の場合は杭工事)の完了
②住戸あたりの補助額(100万円/戸)に総戸数※1を乗じた金額以上の出来高の工事完了
建築工事の契約金額(税込)×出来高(%)≧ 補助額(100万円/戸)×総戸数※1
※1戸建は、1住戸です。共同住宅等は、当該住宅の全住戸数(申請しない住戸を含む)です。

証明書等により、高い省エネ性能(ZEHレベル)を有することが確認できる とは?

高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する住宅 とは・・・

強化外皮基準に適合し、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量が削減される性能を有する住宅※1※2※3

※1BELS 評価書に記載される「ZEH」「ZEH-M」「ZEH Oriented」「ZEH-M Oriented」「ZEH Ready」「ZEH-M Ready」「Nearly ZEH」「Nearly ZEH-M」は対象となります。(BELS評価書に記載される「ゼロエネ相当」は強化外皮基準に適合しないため対象となりません。)※22022年10月1日以降に新基準で認定申請した認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅は対象となります。※3BELS評価書でZEHマークの記載があるもの、または令和4年4月1日以降は住宅性能評価書で断熱等級5かつ一次エネルギー等級6の記載があるものは、再生可能エネルギー設備の導入がなくても対象となります。

こどもエコすまい支援事業 注文住宅の新築 https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/new-house/ より引用

 

つまりは光熱費が安く済む、高性能な住宅ということ!

 

【こどもエコすまい支援事業】でこんなリフォームが叶います!

こどもエコすまい支援事業の対象工事と補助額

エコ住宅設備 ※必須工事

太陽熱利用システム

高断熱浴槽

高効率給湯機

蓄電池

掃除しやすい・節水型トイレ

節湯水栓


開口部の断熱改修 ※必須工事

ガラス交換

内窓設置

外窓交換


床の断熱改修 ※必須工事

外壁の断熱改修

天井の断熱改修(敷込)

天井の断熱改修(吹込)


子育て対応改修 ※任意工事

ビルトイン食洗器

掃除しやすいレンジフード

ビルトイン自動調理コンロ

浴室乾燥機

宅配ボックス

キッチンの対面化改修


バリアフリー改修※任意工事

手すりの設置

段差解消

廊下幅の拡張 など


家電・保険 ※任意工事

空気清浄機能・換気機能付エアコン

リフォーム瑕疵保険への加入

株式会社日本住宅保証検査機構(JIO)など

【Panasonic様】https://www2.panasonic.biz/jp/ai/sumai/gazou/index.jsp?c=search&ctlg_pg=1【YKKap様】http://www.mediapress-net.com/search/LINK_JP/result_shohinlist.do【LIXIL様】https://assets.lixil.com/content/lixil-assets/jp/top.html【日立様】https://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/

画像引用元は上記URL参照 上記の使用画像は必ずしも補助金の交付対象であることを示すものではありません。詳細はFAMILYSTYLEにご質問くださいませ。

 

 

 


 

■3つの補助金その②【先進窓リノベ事業】かなりお得!

【先進窓リノベ事業】でこんなリフォームが叶います!

窓の必要性能

対象住宅の種類に応じて下記の表に掲げる熱貫流率の基準を満たすものが、補助金交付対象です。

住宅の種別ガラス交換内窓設置カバー工法外窓交換(はつり工法)
戸建住宅および低層集合住宅(3階建以下)Uw1.9以下Uw1.9以下Uw1.9以下Uw1.9以下
中高層集合住宅(4階建以上)Uw1.9以下Uw1.9以下Uw2.3以下Uw1.9以下

補助対象

対象工事

住宅所有者等がリフォーム事業者に工事を発注(工事請負契約)して実施する以下のリフォーム工事

窓(ガラス・サッシ)の断熱改修工事
(熱貫流率(Uw値)1.9以下等、建材トップランナー制度2030年目標水準値を超えるもの等、一定の基準を満たすもの)(事業者が申請)

住宅の所有者等

本事業にてリフォームする住宅の所有者(法人を含む)、居住者又は管理組合・管理組合法人をいう。(世帯は問わない)
対象(例) →賃貸マンションのオーナーや借主・買取再販事業者(工事は別会社へ発注)
対象外(例) →買取再販事業者(工事も自社で行う)・非住宅併用住宅(居住スペースの工事は対象)

 


 

■3つの補助金その③【給湯省エネ事業】寿命が来る前に交換しよう!

 

ねらい目はエコキュートなどの高効率給湯機!

補助対象の設備と金額

 家庭用燃料電池ハイブリッド給湯器ヒートポンプ給湯器
特徴都市ガスやLPガス等から水素を作り、その水素と空気中の酸素の化学反応により発電するもの。エネルギーを燃やさずに直接利用するので高い発電効率が得られる。また、発電の際に発生する排熱を回収し、お湯をつくるため給湯に利用が可能。ヒートポンプ給湯機とガス温水機器を組み合わせたもの。ふたつの熱源を効率的に用いることで、高効率な給湯が可能。【エコキュートなど】
ヒートポンプの原理を用い、冷媒の圧縮と膨張のサイクルにより、お湯を作り、お湯を貯湯タンクに蓄えて使用するもの
補助額15万円/台5万円/台5万円/台

補助のながれ

消費者等に対し、家庭でのエネルギー消費量を削減するために必要な高効率給湯器の導入に係る費用を補助。
※申請手続については、消費者等と契約の締結等を行った事業者等が代行する。

 

補助金の組み合わせ例

こどもエコすまい支援事業 と 先進窓リノベ事業 を組み合わせて申請することで、補助最低額2万円をクリアして申請することが出来ます。上手に組み合わせて最大限活用したい!

部屋サイズ補助額(高断熱窓)先進的窓リノベ事業補助額こどもエコすまい補助額
内窓69,0003207,000
内窓47,0005235,000
内窓30,000260,000
玄関ドア149,000
小計502,00049,000
合計551,000円

補助額のまとめ

工事内容 制度 補助対象 補助金額
①省エネ改修 【A】高断熱窓の設置

【先進窓リノベ事業】

住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業等

高性能の断熱窓(熱貫流率(Uw値)1.9以下等、建材トップランナー制度2030年目標水準値を超えるもの等、一定の基準を満たすもの) リフォーム工事内容に応じて定める額(補助率1/2相当等)上限200万円/戸
【B】高効率給湯機の設置

【給湯省エネ事業】

高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業補助金

高効率給湯器

(a)家庭用燃料電池

(b)ヒートポンプ

(c)ハイブリット給湯器

定額

(a)・・・15万

(b)・・・5万円

(c)・・・5万円

【C】開口部・躯体等の省エネ改修工事 【こどもエコすまい支援事業】 開口部・躯体等の一定の断熱改修、エコ住宅設備(節湯水栓、高断熱浴槽等)の設置 リフォーム工事内容に応じて定める額上限30万円/戸*
*子育て世帯・若者世帯は、上限45万円/戸(既存住宅購入を伴う場合は60万円/戸)
*安心R住宅の購入を伴う場合は、上限45万円/戸

②その他のリフォーム工事

①の【A】【B】【C】のいずれかの工事を行なった場合

【こどもエコすまい支援事業】 住宅の子育て対応改修、バリアフリー改修、空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事等 リフォーム工事内容に応じて定める額上限30万円/戸(※)
(※)子育て世帯・若者世帯は、上限45万円/戸(既存住宅購入を伴う場合は60万円/戸)。安心R住宅の購入を伴う場合は、上限45万円/戸

補助金の併用について

詳しくは下記のリンク(住宅省エネ2023キャンペーン【公式】)からPDFファイルをご確認ください。

https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/faq/

補助金の申請はいつまで?

補助金の交付申請期間は、令和5年3月(下旬)~令和5年12月31日(予定)となっています。

ただし、1点注意していただきたいことがあります。昨年もそうでしたが、補助金は予算額まで達してしまうと、途中でなくなる事もあるのです。具体的に言えば「12月31日までに終わらせればいいや!」という考えで補助金対象の工事をしても、国の予算が先に底を着いてしまえば補助金は出ない可能性があるのです(救済策が出てくる可能性も無くはないですが)。

また、補助金の事業概要に気になる一文があります。

「予算の執行状況に応じて申請を締め切る場合、交付申請日が当該締め切り日に近い交付申請について、(Ⅲに示す)補助額から減じて、補助金を支払う場合があります。」

こどもエコすまい支援事業の内容について(令和5年3月17日時点)https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/assets/doc/kodomo-ecosumai_detail.pdf

つまり、締め切りギリギリになると補助額を減らすかもよ!ということです。補助金ありきで工事を考えていた場合、これはなかなかキツイですよね。余裕を持ったスケジュールで工事を進める必要がございますので、ぜひ皆さま早めのご検討をお願いいたします。

おわりに

過去最大級の補助金が期待できる「住宅省エネ2023キャンペーン」ですが、例年通りの理解の難しさは健在です!

そのため、FAMILYSTYLEではお客様に確実に!お得に!リフォームしていただくため、このページを作成しました。

皆さまのご理解の手助けになれば幸いです。それでも説明しきれていない部分もありますので

疑問点などはお気軽にお問合せくださいね!

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